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剣道おじさんの備忘録・・・ a datebook of Japanese swordsmanship

クリスマスも稽古(本年68回目)

我が家のサンタクロースは25日未明にサンタさんのプレゼントを待つ
二人の娘たちにプレゼントを置いて、静かに立ち去ったのでした
25日の朝、長女も次女も起床して気づきました
「お父さん、サンタさんが来てくれたみたい」
とプレゼントを持ってきました

さて、クリスマスの行事が終わり、昨日は稽古に行けました

8段の先生・・・お二人
7段の先生・・・お二人
5段の先生・・・お一人
高校生・・・お一人
中学生・・・お一人
合計7本のお稽古を頂戴しました

いや~疲れました

8段の先生・・・1番目
猛烈な気迫が押し込んでくる先生
たぶん、年内にお願いできる最後かと思いお願いしてきました
感想はきつかった
しかし、きついだけではなく、今年の集大成的な要素を感じられた
稽古になりました
・前に出ていくこと
・打たれても打ち返す
・攻められたら攻め返す
・自分の間合いで打つ
・遅れても姿勢を崩さず応じる
これまでの課題をすべて出して、実行できました
有効打突といえそうなのは1本くらいでしたが
がむしゃらに向かっていく稽古をしました

稽古後、攻めるうえで我慢が不足している
間合いが近いのは注意すべきとご指導いただきました

最後に一言 「今日はいい稽古だったよ」

初めてのお褒めの言葉がいただけました
仕事を褒められるよりも嬉しく思いました
すごく自然な喜びでした

8段の先生・・・2番目
前に来る圧力がすごく強い先生
こちらも久しぶりにお願いできました
何とか相打ちをしたいと思って先をかけていきましたが
玉砕・・・
打たれました
打ち気が強すぎたかもしれません
しかし、そんな中でも以前より進歩したのかな~っと
感じたこと
・姿勢が崩れきらなかったこと
・打たれても前に出ていた場面が増えたこと
これまでの稽古では勢いに押されまくって
縮むように稽古が終わっていたんですが
昨日は最後まで立って稽古ができた感じでした
ようやく剣道の稽古になってきた気がしました

7段の先生・・・1番目
昔から苦手の先生
どうも、この先生は昔から苦手でした
攻めてもうまく凌がれてしまい、妙なところで打たれるんです
今回も払い小手を数本打たれてしまいました
こちらの攻めた面は確かに打てるんですが、完全な一本は
1本あったかどうか・・・
ものすごく強い印象はないんですが、どうもいつも打たれています

稽古後 打ちの動作が大きすぎるとご指導いただきました

強く大きく早い打ちを目指して最近あえて大きく動作していたんですが
大きすぎのようです
もう少し、コンパクトにまとめるようにしてみたいと思います

7段の先生・・・2番目
前回は出ばな面を打たれたのでリベンジするつもりでお願いした先生
前回の稽古では、思いっきり出ばな面をもらったのが悔しくて
今回はお疲れのところ無理無理にお願いしました
疲れ切ったのを待ったというわけではないんですが
年内に一太刀浴びせたいという思いで稽古しました
そのチャンスは初太刀にありました
前に少し間を詰めると、触刃の間合い普段ならここで一気に詰めるんですが
今回はあえて左足を少しだけひきつけて、我慢
相手がさらに詰めてきたところで一足よりやや遠い間合い
ここで一気に小手-面と行きましたら、面が打突部位をとらえました
すり足で抜けて残心
自分的には「よし」でした
その後も互いに打ち合いながら稽古終了となりました

稽古後 今日は打たれたな~っと一言いただきました
次回が荒れそうですが、また、がっちり稽古したいと思います

5段の先生
手の内が強く、勢いのある技が持ち味の先生
早さでは完全に分が悪いので、居つきを狙うような形での稽古でした
そうなると中心を外さず、前に出て攻めの姿勢で
居続けることになります
居着きを狙った面を2~3本は打てた気がします
しかし、10歳以上若い先生ですから、簡単ではありません
我慢して攻めて構えを崩さず、心も前で勝負する
気持ちで負けない稽古をしたつもりです
妙に疲れました

高校生
長身で最近、面の切れがよくなっている高校生
こちらはさらに早い高校生
彼との稽古ではいわゆる”位攻め”のような形で稽古してます
気迫をもって構え、当てに来る技に動じない
相手の気が抜けたり、息が抜けたところを確実に
攻めていく稽古です
長身でもあるので軽い技は飛んできても
こちらが攻めている分、力が前に伝わってこないような
感じでした
徐々にこちらのペースへ
中間での居着きに小手-面、面と打ちこみました
また、打たれたのちに打って出てくるところを出小手に切るなど
攻めが効いているといろいろなことができるのだと実感できた稽古でした

中学生
毎回かかってくる中学生
彼は様々な先生に積極的に懸かっていき、いつも掛稽古のような
稽古になってますが、ここ一か月で別人のようによい面打ちが
出てくるようになりました
聞けば、普段からも素振りなどして体を作っているようです
今回は声を伸ばしながら振り返るまで頑張るように稽古しました
もちろん、こちらも打っては伸びて残心
声は切らずに稽古ですので、楽ではありません
技の起こりは必ず押さえにいくようにしました
そんな中、時折、まっすぐに伸びてくる面が数本出てきました
日々、厳しい先生に自分から向っていく姿は本気度がわかります
もっともっと強くなってくれることを祈っています

ということで今回も充実したお稽古ができました

年内にもう一回くらいできるかな?
もしかすると今年最後の稽古かもしれません
年間68回の稽古
週に一回ペースの私にしては少し多くなった気がしてます

来年もさらに稽古が積めるよう工夫していかなくては・・・
そのためには仕事と家庭の両立をきちんとしなくてはいけませんね



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by kendo-ojisan | 2013-12-26 14:25 | 剣道の稽古