先日の試合のあと、仕事が忙しかったり
左右のアキレス腱の痛みが出たりとなんとなく
体調が今一つで、梅雨の低気圧の影響か
腰の調子も悪くて、2週間ほど稽古を休んでました
昨夜は久しぶりに稽古に行ってきました
7段の先生・・・お一人
6段の先生・・・お三方
5段の先生・・・お一人
合計5本のお稽古を頂戴しました
先日の試合でいろいろと感じるものもあり
打たれ方を研究することを課題に稽古してみました
7段の先生
厳しい稽古のお師匠様
いつもと変わらず、内容は厳しかったのですが
打つ→打たれる
打つ→避けられる
打つ→返される
大きくわけるとこういった形になるのですが
私の場合もう一つ
打とうとした→打たれる
このパターンにも注意を払いました
結果として少しずつわかったこと
それは、私の打たれパターンで一番多いのは
打とうとした→打たれる
このパターン
特に高段位の先生方にはこの傾向があるように
思います
今回の稽古でも
いわゆる一本の打ちで打たれた場面の半分弱は打とうとしたときでした
”気”が出ているのか、”気”が下がっているのかのかが自覚できませんが
どうも、”打つ”行動の瞬間かその寸前に問題がありそうです
稽古はいつものように打ちこみをしっかりやって終了でした
6段の先生・・・1番目
小柄ですが、打ち間になると鋭い技が来る先生
間合いの距離的な勝負をすれば打つこと自体はできますが
それでは打つ前の”我慢”の稽古ができないので敢えて、打ち間での
勝負を仕掛けてみました
交刃の間合いでの打ち合いは確かにこちらに
分がありましたが、さらに打ち間となる間合いに入ると
なかなか打たせてもらえません
敢えて”打ち間”にしっかり入ってからの面打ちで
出端面になったのが2~3本ありました
打ち間で出小手を狙ったところはことごとく
面を打たれるか、摺り上げ面をもらいました
この間合いではやはり、打とうとした→打たれたという
パターンがあり、起こりの前にすでに打たれている感覚になりました
最後、出端面を決めましたが、これは交刃の間合いでしたので
こちらの打ち間ではありましたが、お相手にとってはやや遠い間合い
一本勝負でしたので、とらわれずやりましたが、
いずれは”敢えて相手の打ち間”での勝負を
仕掛けてみるつもりです
6段の先生・・・2番目
技の百貨店ともいうべき、攻撃的な先生
立ち上がりから、打とうとした→打たれたを
痛烈に感じる稽古になりました
飛び込み面を2本続けて打たれました
完全にこちらに遠く、相手に近い間合い
さらに言えば攻めを感じた瞬間に打たれたという
感じでした
その後、攻めて間が詰まったり、打って避けられたり
攻めて、打たせて返したり
打たれそうになって、避けたり・・・
そんな中、ぎりぎりまで打ち間に入って我慢して出小手が
一本、いいところで打てたのがありました
その後もかなり厳しい攻めでつらい稽古でした
数合あり、何か感じるものがあり、次の攻撃は・・・突きかな・・・って
思ってすぐに出すのもなんなので
攻め合いでちょっと間を切って、詰めなおす・・・打とうとした→突かれた・・・終了でした
6段の先生・・・3番目
中心の強い攻めから、大きな技が出る先生
構えあい、攻め合う・・・動けないまま面を打たれました
打とうとした→打たれたパターンでした
私の竹刀の下から竹刀が一瞬消えたような感じでしたが
大きく裏に入ってきての面でした
その後、別のパターンで面を打たれ、こちらはいいところなし・・・
数合あって、面を打って出た時に、左太ももの裏側
いわゆる”ハムストリング”の部分が攣りました・・・
無理はしないで、稽古終了
なんだか怖い・・・怪我しそう・・・
5段の先生
出足の勢いのよい面打ちが出る先生
立ち会って、すぐにきた面はまさに彼の十八番の面でした
いい面をもらいました
一気にこちらもエンジンがかかる感じ
攻めて相手が苦しくなって出たところを面
出小手はなかなか打ちきれず、面返し胴
出端面と打って追いつめる
こちらの攻めを嫌って、竹刀を回しながら打つ癖があるので
徐々にこちらの間合いでのやり取りが増え、さらに攻め込んで
こちらの背中には空間に余裕が出る
最後は、攻めて触刃から交刃となった刹那、面!!
完全に出てくる動き出しに乗れました
久々に会心の面打ちになりました
ということでちょっとの期間、稽古を休んでいましたが
徐々に再開です
ただし、梅雨時の今は腰の調子も崩しやすい時期なので
無理せずに稽古をしていこうと思います
汗っかきの私には汗抜けのよい袴がよいです
ミツボシさんの製品でがんがん洗えるようです
稽古着も白を一着用意して、夏場は上下とも
選択しやすい白でしばらく稽古してみます
汚れやすいのが玉に瑕ですが・・・